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中古車を乗り継いでいるようなお客様ならいざしらず、初めて中古車を検討している、またはクルマにくわしくないお客様などは、中古車に漠然とした不安を抱いていらっしゃらないでしょうか。壊れないか、価格は適正か、お店の雰囲気はどうだろうなど、心配をしだしたらきりがありません。一方で、世の中は先の見えない不況が続いています。所得は下がり、クルマにかけられる金額も減っている状況であれば、本当はコスト面で魅力的な中古車を購入したいと考えるお客様も少なくないはずです。
問題は「中古車に対するお客様の不安」。これを安心感に変えることができれば、お客様は前向きに安心して中古車を買うことができますし、中古車店はたくさんのお客様を迎えることができるという理想的なかたちが生まれます。そんなポジティブな変化を中古車業界に生み出すべく、新たな制度がスタートしました。それが一般社団法人日本中古自動車販売協会連合会（以下ＪＵ）による「中古自動車販売士制度」です。
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これは、ＪＵに加盟しているお店のスタッフに研修と試験を行い、合格したスタッフを「中古自動車販売士」として認定するという教育認定制度です。研修の目的は中古車物件を見極める目を養うこと、中古車関連の法律やルールを遵守するモラルを身につけること、そしてお客様の目線でサービスできる姿勢を学ぶこと。ここでのポイントは、研修内容に法令遵守の精神やサービスについての内容が含まれている点です。クルマの見極めについてだけではなく、これにさらなる安心感をお客様に持っていただく要素を加えることで、中古車業界全体のイメージとクオリティを上げていこうと考えております。
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研修・試験の合格者が登録されると顔写真やプロフィール、経歴などがＷＥＢ上で公開され、お客様も検索できるようになります。それだけオープンで公正な存在というわけです。また、中古自動車販売士がいるお店は、店外に専用ののぼりが立てられ、 店内には認定証や証明書が表示されます。
お客様にとっては、お店選びに困ったらまず中古自動車販売士のいるお店を探していただき、中古車についての疑問があれば安心して中古自動車販売士に相談いただくという非常にわかりやすい目安となります。
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